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仕事で遠慮してはいけんよ!

2019年11月20日 11:26 PM

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遠慮は無用

 

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先日、私(店長、女性です)は

プロフィール写真を

プロカメラマンに

撮影していただいたのですが、

何枚かのなかから

どの写真を使おうか決めかねていて

 

『どれにしたらええと思う?』

とT君に意見を求めたら

 

「やっぱりプロはすげーな、

店長、全然ちがいますねえ!」

と良い写真を選んでくれました。

 

ついでに、

以前の私の自撮り写真を見て

「(笑)言っていいですか?

何コレ、めっちゃ老けとる!

めっちゃ老けとる!!」

と大爆笑してくれました。

 

 

遠慮は無用じゃなあ・・

ええ根性しとるよね、T君・・・フフ

 

 

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野田自興のモットーについて

の話です。

 

《建前と本音》

があるのは世の常、とは思いますが

うち、野田自興では

基本的に就業中は《建前禁止》です。

 

建前禁止、というより

《遠慮は無用》といいますか。

 

《縦社会の職人の世界》

ですから、

 

「遠慮してはいけんよ。」

と、言われても

実行は

なかなか難しかったかも知れません。

 

でも、お客様に最高の仕上がりを

お届けするために

 

「うちうちで、妥協してどうするの?」

 

相手が後輩だろうが、

先輩だろうが、

代表だろうが。

 

気が付いたことを、

正直に指摘せずして

 

「なんのための

ダブルチェック・トリプルチェックなの?」

という考えだから、

《遠慮は無用》なのです。

 

創業当時、所属していた

職人さんたちは

この道20年以上の経験者ばかりで

 

同じ職場で長きにわたり

同じ釜の飯を食った同僚であり、

 

プライベートでも

友人づきあいをしておられました。

 

プライベートで友人、だと

どうしても

《仲良し》感が

仕事中も垣間見え

 

厳しい指摘をし合う場面を

見掛けることは

少なかったです。

 

これが、私には

「なあなあで仕事しようる?」

と見えてしまっていました。

 

仕事は仕事、

プライベートでは仲良しでも

そこは厳しくやって欲しい。

 

きっと、職人さんたちは

真面目に

働いていたんだと思いますが。

 

彼等の長年の当たり前と

私の感覚には

かなりのギャップがありました。

 

そこへ、中途で入社してくれたのが

塗装のT君です。

 

専門校を卒業後、

鈑金塗装工場へ就職しましたが

 

上司との折り合いが悪く退職。

 

地元で

全く別な職に就いたものの、

「車が好き、鈑金塗装したい。」

気持ちがあり、

 

縁あって、

うちへ就職してくれたのです。

 

就職して早々に、

彼には言って聞かせました。

『仕事で遠慮してはいけんよ。

相手が先輩でも、

おかしいと思うたことは

言わんといけんよ。』

 

彼は指示を忠実に守りました。

 

古株の先輩職人さんからは

「展覧会へ出品するわけじゃなし。

あいつは細かすぎる、

うるさい。」

と私へクレームがはいりました。

 

そこなんですよ。

細かくて何がいけませんか?

 

展覧会出品レベルで

細かくて、いいじゃないですか。

 

私からは

『ええが!細かくて(笑)』

と、返事をいたしました。

 

結局、

前の会社から引き継いだ職人に

うちで3年続いた人はおらず

 

T君は残ってます。

 

T君には、

最近になるまで

諸先輩方からT君へ対するクレームを

伝えていませんでした。

 

思った通りを、

はっきりと指摘する姿勢を

崩さないで

いて欲しかったからです。

 

先輩の顔色を見たりだとか

萎縮して欲しくなかった

からです。

 

仕事は、

同じ志を持っていないと

一緒にやっていけません。

 

妥協なく、指摘しあって、

日々精進していくのです。

 

目的は

感動の仕上がりを

お客様へ提供するため。

 

ただし、仕事が終わればノーサイド。

 

だから、彼は今でも

野田自興のモットーである

『遠慮は無用』を

貫いてくれています。

 

 

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