修理後の笑顔のために。
2019年12月2日 7:26 AM
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知らぬが仏、的な?
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工場選びの際
各工場のホームページを見て
参考にされるお客様が増えています。
私も、自身の参考になれば、と
同業他社のホームページを拝見することが
あるのですが、
最近、気になる表現をしている工場を
いくつか見つけました。
知っていて損はない内容なのでご覧くださいね。
↓
たとえば、
①ある一社のホームページの
設備紹介で
「岡山県トップクラスの設備」と
謳われていた塗装ブースは
ただのビニールブースでした。
岡山県のトップクラスの設備が
ビニールブースなら
岡山の愛車を大切するオーナー様は
揃って他県の修理工場に
修理を依頼しなくてはならいでしょう。
以前から何度も繰り返し
私がお伝えしているように
修理工場選びのポイントのひとつは
塗装ブースなのです。
箱型ブースとビニールブースでは
塗装ブースを設置する費用自体が
15倍~20倍
くらい違うわけです。
箱型ブースは
高級輸入車が新車で買えるくらい高額な設備ですから。
設置費用が高いだけではなく
仕上がりの差は歴然としています。
保険会社の修理代単価が全く違うことも
設備の差を表す客観的な根拠と言えるかもしれません。
テントのようなビニールブースを
岡山トップクラスの設備と表現するのは
いかがなものでしょう。
②自社の実績として、小破(損傷が小さい)から
大破(損傷が大きい)までの
事故車の写真を掲載している
工場のホームページを見たのですが
下に小さく
「※写真はイメージです」と
注意書きがありました。
・・・入庫も無く、実際直していないなら
それは、実績ではないですよね。
自社の実績、と写真を載せる場合は
自社で扱った車にして欲しいです。
③仕上がりの程度の表現として
「気にならない程度には直ります。」と
してあった工場は
何を、誰の感覚を基準として「気にならない」と
言っているのでしょうか。
うちでは、個人の感覚の問題に関わる
仕上がりの細かな部分について説明を求められた場合
本当に慎重にご説明させていただいています。
お客様と私と技術スタッフの
「気にならない」が一致すれば
無問題ですが。。。
お客様が知らない、分からないと
思って
不適切な説明を載せている
同業他社を見かけたり
他社で不正確な説明を聞いたうえで
そこの見積書を渡されたお客様が
相見積もりにご来店くださると
思わず
その工場の担当者に抗議したくなります(笑)
『もっと、お客様のことを敬いましょうよ』と。
今のところ、抗議は自粛していますが(笑)
私は、機械が苦手な女性にも分かりやすく
専門用語を使わずに説明することを
実践しているので
《専門用語→一般的な表現》の
言い換えを誤って、
正しいと思って誤った説明をしたのでは
同業他社と同類になりかねません。
そうならないように、
うちの代表をはじめとする現場のプロや専門家に
何度も確認したり、
言葉の意味を勉強したり、
正確に、少しでも分かりやすく
損傷や仕上がりをお伝えできるよう
日々勉強と努力を積んでいるのです。
納車のとき、
お客様に笑顔になっていただくために。
お客様
『くれぐれも工場選びで失敗されませんように。』
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