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これくらいなら

 

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昨日の内容とリンクしますが

 

「これくらいなら」

って油断の極み。

 

野田自興では禁句のひとつです。

 

↑を、禁句に指定した

店長の清水👩です。

野田自興のブログを担当しています。

 

 

私たちが

お預かりしているのは

 

お客様の大事な財産なんです。

と、思えば

 

「これくらいなら」

などという甘い考えも

言葉も

 

どこから出てくるの？と

思います。

 

仕事だけでなく

日常で耳にされたこと、

ありませんか？

 

「これくらいなら」

「これくらいのことで」

「これくらいで」

 

 

『これくらいってどれくらい？』

 

私が店長になったころ

当時所属していた職人さんに

よくしていた質問です。

 

前職から引き継いで雇用した

職人さんたちの

口グセだったんです。

 

「これくらいでええが。」って

言うのが。

 

加減、という意味も

あるのかも知れませんが

 

使い方や

言葉が出てくる状況を見ていると

 

手抜き、を

意味しているように感じたので

 

私はこの言葉を耳にするたび

 

『職人が「これくらいでええが。」

って言うたら

終わりじゃろ。』

 

くらいのことを

職人さん相手に言っていました。

 

 

これくらいの

これ、は誰が決めるん？

お客様じゃろ。

 

じゃあ、どうやって

お客様に

これくらい、を訊いたん？

(ヒヤリングの意味です。)

 

訊いてない？

じゃあ、

あなたが勝手に決めるな。

 

この車は

あなた(職人さん)の車ではありません。

 

お客様の財産です。

 

・・・・・・

 

・・・きっと、

「面倒くさいのが

店長になったわ・・・。」

 

と、職人さん達は

辟易していたと思います。

 

いや、していました(笑)

(/・ω・)/オテアゲ

 

 

 

「これくらい・・・」は

ダメな感覚じゃわ

と、私が学習したのは母親として。

 

煮魚(青魚)を食べた

幼い我が子が

蕁麻疹を出したときのことです。

 

診察してくださった医師から

 

「動物性のたんぱく質を

全部排除した食事を作って。

出汁もダメです。」

と、指示され

 

私は、辛い思いをしている

我が子に

 

出汁まで

野菜のみの食事を作りました。

毎日毎日。

 

蕁麻疹が治ったら

蕁麻疹の原因を究明をしたうえで

元の食事に

戻していきましょう、という

 

医師の言葉に

忠実に従って頑張っていたのに

 

私の両親が

事情を知っているにも

関わらず

 

「これくらいなら良かろう。」と、

 

イワシの煮魚を

食事療法中の我が子(孫)に

小指の爪ほど

食べさせたから・・・。

 

我が子は

全身に噴出した蕁麻疹に泣き

私の努力は

一からやり直しです。

 

医師にも

「アレルギーに

これくらいは無いから。」と

厳しく指導されました。

 

幸い、我が子は成長と共に

青魚を食べても

蕁麻疹は出なくなりましたが、

 

当時は

「これくらいはよかろう」

という私の両親の

甘い考え、油断のせいで

 

我が子の辛い日を

無駄に

長引かせてしまいました。

 

蕁麻疹で済んだ

我が子は幸いで

アレルギーは命に関わる問題です。

 

これくらい、は許されません。

 

こういった経験から

「これくらい」に対して

厳しい私が

作られたのです(笑)

 

これくらい、の

感覚に

慣れた職人達にとっては

 

お客様の財産を直すのに

直すレベルを

あなたが勝手に決めるな、は

 

かなり

きつい縛りだったようです。

 

が、お客様からは好評な様子で。

 

お客様に

「これくらいは・・」という

業界の常識は不要ですから。

 

店長になった当時の私が

鈑金塗装業界に疎く

 

業界の常識に対して

非常識だったうえに

 

母としての経験が活きた結果

 

うちは

お客様の財産を守るという

 

社会的な

常識を貫くことが出来た

のではないかと

 

今でも

ちょっとだけ自負があります。

 

 

今の日本の状況にも

言えることと思うのですが

 

これくらいなら、という

油断が

さらに事態を悪化さえ

 

自粛を長引かせ

飲食店さんをいつまでも苦しめ

 

経済を

止めてしまっているのでは

ないでしょうか。

 

これくらい、と油断せず

無駄に恐れず

ウィルスを完全制圧しましょう。

 

 

手洗い・うがいは当たり前

これくらい、は禁句の

野田自興でしたm(__)m