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凹んだ車を直すのは、人の手。

2019年11月12日 11:26 PM

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完全コピー

 

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キズついた車を直すとき

鈑金塗装の技術(腕前)の良し悪しは

《完全コピー》できるかどうか、

だと思っています。

 

凹んだり、キズついた車体の形を

《元通りに直す》のですから

まずは、その《元》がわかっていないと

《元通り》には直せません。

 

正しい形を把握していないと

当然のことながら修復は出来ません。

 

正しい、を知っているから

凹み等の異常がわかるのです。

 

例えば右のドアが凹んでしまったら、

左側のドアの《完コピ》を

すればよいのです。

 

文字にすると、簡単なようですが、

鈑金塗装の《完コピ》は、

なかなか容易ではありません。

 

特に最近の車は

複雑なラインや微妙な弧を描いているものが多く、

デザインが凝っているため

《鈑金塗装屋泣かせ》なのです。

 

そんな複雑なデザインの車体を

で直すのは《人の手》なのです。

 

アナログに人力で形を作ります。

 

《正しい、を知ったうえで正しく直せる人の手が必要》です。

 

 

私が小学生のころ、

通学路として表町商店街を通っていて

昔、千日前と呼ばれていたあたりに

映画館があったのですが、

時々

看板を描き変えているシーンを見掛けることがあり。

 

映画のポスターそのままを

大きな看板いっぱいに

職人さんが筆と絵の具を使って、

人の手で、完全コピーされてました。

 

子供心に、それが面白くて、スゴくて。

 

家に帰るのを忘れて

ランドセルを背負ったまま、

何時間も

職人さんの側で見物していました。

 

鈑金塗装の形を作る作業、

《パテ研ぎ》という作業は

映画の看板作成の

《ポスターの完コピ》に似ていて。

 

見ているはしから、どんどんどんどん

出来上がっていくのです。

 

 

凹んだりところを鈑金修理して、

鈑金で大まかに形を作ったら

 

その上に《パテ》という粘土みたいなものを付け、

鈑金後の鉄のでこぼこなどを

滑らかな形に作っていきます。

 

⬆️ここの

形を作るところが面白くて難しい。

 

本当に、職人技で

こどもでなくても、側でずっと

見ていて飽きません。

 

 

うちの代表は

他の、よその職人さんとは少し違うので

 

お客様が「作業の様子を見たい」と仰れば

「どうぞ」と見せる人なのです。

 

神経を研ぎ澄ます《磨き作業》でさえ、

以前

「見たい」と仰ったお客様がおられ、

「どうぞ」と見ていただいておりました。

 

お客様へは私から

作業中には話し掛けないでくださいね、と

お願いはいたしましたが。

 

パテ研ぎ作業も、たぶん見学自体は

オーケーなのだと思います。が、

 

パテを研いだあとは

パテ粉と呼ばれる《こな》

(チョークを削ったような削りカス)が

舞いまくり、頭の先からつま先まで、

真っ白になってしまいます。

 

あと、防塵マスクの装着も、必要です。

 

装備を整えれば、

人の手でアナログに

車体が《完全修復》される様子を見ることが

できるかも、です。

 

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